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AIで家具パースを作りました|図面と赤字の指示から白・木目の2案へ

家具の姿図・平面図・断面詳細をもとに、AIと対話しながら作業カウンターのパースを作成しました。完成したのは白仕上げ案と、下台にJC-10053Kの木目を取り入れた案です。今回は完成画像だけでなく、どのような指示で形状と仕上げを修正していったかを紹介します。

この記事の画像はAI生成です。図面と指示をもとにした参考パースで、実写写真ではありません。施工寸法を保証するCAD・BIMモデルではなく、製品色は材料サンプルで確認する必要があります。

まずは、今回の完成2案

白仕上げの家具パース完成案
白仕上げ案(AI生成の参考イメージ)。
下台JC-10053K木目の家具パース完成案
下台の外装と左OPEN内部を木目にした案。上部可動棚・天板は白(AI生成の参考イメージ)。

最初に用意したもの

  • 家具の姿図・平面図・断面詳細のPDF4枚
  • Jw_cadの原本と簡略化データ
  • 図面キャプチャーと、丸・矢印で位置を示した修正指示
  • 木目品番JC-10053Kの掲載色柄

JWWを自動的に3D化した制作ではありません。図面を参照して画像を生成し、途中でJWWの線データも読み取り、形状や納まりを照合しました。

1.図面と過去のモデルを照合する

指示の要旨

家具図面からパースを作成してほしい。以前作成したものは修正点が多く、そのままになっていました。

最初にPDF4枚と過去の制作資料を確認しました。旧モデルには、家具幅・奥行・下台の区割りで図面との違いがありました。家具幅3,945mm、天板奥行600mm、天板高さ900mmを読み取り、中央の幅780mmの足元OPENを含む構成から作り直しました。

2.赤字で台輪と側板の納まりを伝える

指示の要旨

扉の下に台輪はなしでOPENです。側板は床まで。天板の厚みは32mmです。

生成画像には連続した台輪が描かれていたため、扉下を開け、側板が床まで届くように修正しました。さらに左の扉間1か所と右の扉間2か所にも、床までの仕切り板が見えるように指示しました。

途中の生成では、指示していない収納や棚下灯が追加され、下台の構成も変わってしまいました。その画像は採用せず、初版の構成へ戻して局所修正を重ねています。

3.棚柱と棚板幅は図面へ戻って確認する

指示の要旨

棚柱の位置、本数を再確認。棚柱と棚のワイドを確認してください。

簡略化したJWWの線データを読み取り、棚柱10本、棚端から柱中心まで50mm、同じ棚板の支持中心間682mm、継目を挟む柱中心間105mmを確認しました。下段は棚板幅782mmを5枚、継目5mmを4か所とする全幅3,930mmです。

上段・中段の左2枚分はJWWで1,569mmの連続線となり、PDFの分割表現と差がありました。省略か一枚化かは未確定のまま記録しています。AI画像の見た目だけで寸法や納まりを確定しないことが大切でした。

4.壁際と棚柱の太さを整える

指示の要旨

右端は壁に突き当たります。棚柱を細くしてください。棚板は50mm出して、棚の高さも確認してください。

右側の壁を家具端へ合わせ、棚・天板を壁際へ納めました。棚柱は細い表現へ変更し、棚端の出と棚の高さを図面のキャプチャーに照合して調整しました。棚下灯は付けていません。形状を確認した白案を完成版としました。

5.形状を維持して下台だけ木目に変える

指示の要旨

木目も出してほしい。JC-10053Kです。上の可動棚は白のままで、下だけ変更した案も作成してください。

完成した白案を元に、下台の扉・引出し・FIX前板・見える側板を木目に変更しました。天板と上部可動棚は白を保持しています。販売店の掲載色柄を参照したAIによる近似表現で、実物の色や柄は材料サンプルで確認する前提です。

指示の要旨

左のOPEN収納の内側もJC-10053Kで。

最後に左のOPEN収納2か所の内側・底板・仕切りも同じ木目へ変更し、白案と木目案の2案が完成しました。

今回の制作で分かったこと

「木目にして」と伝えるだけでは、天板や収納内部までどこを変えるかが曖昧になります。変更する面、維持する形状、不要な照明を具体的に伝え、丸や矢印で位置を示すと修正内容を共有しやすくなります。

一方で、修正の途中に別の家具が増えたり、棚柱の本数が変わったりすることもありました。採用した画像を編集元に固定し、完成画像を図面と人の目で照合する工程を繰り返しています。AIパースは、図面を読む作業と確認を組み合わせて使うことで、仕上げの比較や説明に役立つ資料になります。

※指示文は制作時のやり取りを読みやすく整理した要旨です。完成画像の確認と、施工用の寸法・仕様確認は別です。施工用の確認には原本図面と材料サンプルを使用してください。

操作の疑問を、講習で確かめる。

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